牛鍋|横浜はじめて物語
今日まで受け継がれる文明開化の味
文久2年(1862)、横浜入船町で居酒屋をしていた伊勢熊という人が「牛鍋屋」を開こうとしたが、妻に反対され、店の半分を仕切って営業したのがはじまりといわれる。
慶応元年(1865)から牛肉の串焼きを売り始めていた高橋音吉は明治元年(1868)に牛鍋屋を開業し、鉄鍋に入れたぶつ切りの牛肉を味噌で煮る牛鍋が、客からたいへん喜ばれたという。
音吉の牛鍋屋はその後、「太田なわのれん」として現在まで続いている。牛鍋屋は明治の時代「牛店」と称され、横浜や東京に多数の店ができた。
